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競売・任意売却・リースバック】ローン返済が困難に? お悩みに寄り添う解決策

「最近ローンの返済がきつくなった」「このままだと近い将来厳しくなる」…もしあなたが今、このような状況に直面しているなら、決して一人で抱え込まないでください。収入減、離婚、病気、あるいは定年退職後の収入減など、ローンの返済が困難になる理由は様々です。まだローンの遅延がない段階でも、銀行から督促状が届いている状況でも、あるいはすでに裁判所から競売開始決定書が届いてしまった場合でも、諦める必要はありません。この記事では、あなたの悩みに寄り添い、具体的な解決策を分かりやすく解説していきます。

「このまま住み続けたい」その願い、叶う可能性はあります

多くの方が「売却したら住む場所がなくなる」と心配されますが、「このまま住み続けたい」というあなたの願いが叶う可能性は十分にあります。その方法の一つが「リースバック」という仕組みです。後ほど詳しく解説しますが、まずは現状を整理し、どのような選択肢があるのかを知ることが重要です。

どこに相談すればいい? 専門家選びのヒント

「どこ(弁護士・司法書士・行政書士・裁判所・不動産会社)に相談するのが良いのかわからない」という声もよく耳にします。それぞれの専門家には得意分野があり、あなたの状況によって最適な相談先は異なります。

  • 弁護士・司法書士: 法律の専門家であり、債務整理や裁判所の手続き、競売に関する相談に適しています。特に、すでに督促状が届いている、競売開始決定書が届いているなど、法的な対応が必要な場合は弁護士や司法書士への相談を検討しましょう。
  • 行政書士: 法律相談はできませんが、書類作成や手続きのサポートを行ってくれます。内容によっては、行政書士への相談で解決する場合もあります。
  • 不動産会社: 不動産売却の専門家です。任意売却やリースバックなど、不動産の処分を伴う解決策を検討する際に相談します。ただし、不動産の知識だけでなく、ローンの問題に精通している会社を選ぶことが重要です。
  • 各金融機関: まずはローンを組んでいる銀行に相談することも選択肢の一つです。返済条件の変更など、柔軟な対応をしてくれる可能性もあります。

ローン返済が厳しくなる前に知っておきたいこと

1. 返済条件の変更(リスケジュール)

ローンを組んでいる金融機関に相談し、返済期間の延長や毎月の返済額の見直しを依頼する方法です。収入が一時的に減少している場合などに有効な手段となります。ただし、金融機関の審査があり、必ずしも希望通りになるわけではありません。

2. 一時的な資金調達

緊急性が高く、少額で短期間の資金が必要な場合は、親族からの借り入れやカードローンなども選択肢となりえます。しかし、安易な借り入れはさらなる債務増加につながるリスクがあるため、慎重に検討しましょう。

督促状が届いたら…放置は絶対にNG!

「銀行から督促状が届いた」という状況は、すでにローンの支払いが滞っていることを意味します。この段階で最も重要なのは、督促状を放置しないことです。放置すると、事態はさらに悪化し、最終的には「競売」へと進んでしまう可能性があります。

1. 督促状の内容確認

督促状には、未払いのローン残高や支払い期日、今後の手続きに関する警告などが記載されています。まずはその内容をしっかりと確認しましょう。

2. 金融機関への連絡

督促状が届いたら、すぐにローンを組んでいる金融機関に連絡を取り、現在の状況を説明しましょう。返済の意思があることを示し、今後の支払い計画について相談することが重要です。

3. 専門家への相談

金融機関との交渉が難しいと感じる場合や、状況が複雑な場合は、早めに弁護士や司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。債務整理を含めた最適な解決策を提案してくれます。

「競売」を避けるために! 知っておきたい「任意売却」

「裁判所から競売開始決定書が届いた」という場合、すでにあなたの自宅は競売手続きに入っています。競売は、債権者(金融機関)が裁判所を通じて、強制的に不動産を売却し、その代金から債権を回収する手続きです。競売は所有者にとって以下のようなデメリットがあります。

  • 市場価格よりも安価で売却される可能性が高い: 競売は入札形式で行われるため、一般的な市場価格よりも安く落札される傾向があります。
  • プライバシーの侵害: 競売の情報は公開され、近隣住民にも知られてしまう可能性があります。
  • 立ち退き: 競売で落札された場合、あなたは家を立ち退かなくてはなりません。

このようなデメリットを避けるために有効なのが、**「任意売却」**です。

任意売却とは?

任意売却とは、債権者(金融機関)の合意を得て、市場価格に近い価格で不動産を売却する方法です。競売とは異なり、以下のメリットがあります。

  • 市場価格に近い価格での売却: 競売よりも高値で売却できる可能性が高く、残債を減らすことができます。
  • プライバシーの保護: 一般的な不動産売却と同じように進められるため、競売のように情報が公開されることはありません。
  • 引越し費用の捻出: 金融機関との交渉次第で、売却代金の中から引越し費用を一部捻出できるケースもあります。
  • 残債の処理に関する相談: 売却しても全額返済できない場合(オーバーローン)、残ってしまったローン(残債)についても金融機関と相談し、無理のない返済計画を立てることが可能です。

「売却しても全額返済できない」場合の任意売却

「売却しても全額返済できない為、精算することが出来ない」という状況は、まさに任意売却が有効なケースです。任意売却は、金融機関が「競売よりも任意売却の方が回収額が多くなる」と判断すれば、通常は応じてくれます。残債については、金融機関と交渉し、分割払いや減額交渉などを行うことになります。

「このまま住み続けたい」を叶える「リースバック」

「このまま住み続けたいが出来るのだろうか。」という切実な願いを叶える方法として注目されているのが**「リースバック」**です。

リースバックとは?

リースバックとは、自宅を売却して現金化し、その後、売却先の会社からその自宅を賃貸として借りて住み続けることができるサービスです。つまり、自宅を売却しても、賃貸としてそのまま住み続けることができるため、「住む場所がなくなる」という不安を解消できます。

リースバックのメリット

  • 住み慣れた家に住み続けられる: 引越しの必要がないため、生活環境を変えることなく、お子様の転校なども避けられます。
  • まとまった資金を得られる: 自宅を売却することで、ローンの完済や事業資金、老後の生活資金など、まとまった現金を得ることができます。
  • ローン返済の負担がなくなる: 売却によってローンを完済できるため、月々のローン返済から解放されます。
  • 将来的な買い戻しも可能: 契約内容によっては、将来的にその家を買い戻すことができるオプションが付いている場合もあります。

リースバックの注意点

  • 家賃が発生する: 売却後は賃貸となるため、毎月家賃を支払う必要があります。
  • 所有権は移転する: 自宅の所有権は売却先の会社に移転します。
  • 売却価格と家賃のバランス: 売却価格と家賃のバランスを考慮し、無理のない計画を立てることが重要です。

あなたに最適な解決策を見つけるために

ここまで、ローンの返済が困難になった場合の様々な解決策について解説してきました。あなたの状況によって最適な方法は異なります。

  • まだ遅延がない、または始まったばかり: 金融機関への相談、返済条件の変更を検討。
  • 督促状が届いている: 早急に金融機関への連絡、弁護士・司法書士への相談を検討。
  • 競売開始決定書が届いている: 任意売却を最優先に検討。弁護士・司法書士、任意売却に強い不動産会社への相談が不可欠。
  • このまま住み続けたい: リースバックを検討。

どこに相談するのが良いのかわからない」を解消!

最終的にどこに相談するのが良いのか迷った場合は、まずは不動産の専門家であり、かつ任意売却やリースバックの実績が豊富な不動産会社に相談してみるのが良いでしょう。彼らは不動産の売却に関する知識だけでなく、ローンの問題や法的な手続きについても一定の知識を持っており、必要に応じて弁護士や司法書士などの専門家と連携してサポートしてくれる場合があります。

また、地域の無料相談窓口や、日本司法支援センター(法テラス)なども、法的なアドバイスを得られる場所として活用できます。

諦めずに、まずは一歩を踏み出しましょう

ローンの問題は、一人で悩みを抱え込むとどんどん深刻化してしまいます。しかし、適切な知識と専門家のサポートがあれば、必ず道は開けます。まずは現状を正確に把握し、勇気を出して専門家へ相談の一歩を踏み出してみてください。あなたの未来のために、今できる最善の選択を一緒に考えていきましょう。

何かご不明な点や、さらに詳しく知りたいことがあれば、いつでもご相談ください。

代表 遠藤一浩

越谷市の不動産売買の専門家です!ぜひご相談ください。

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