(越谷市・春日部市エリア)
空き家を相続したものの、「どう扱えばいいか分からない」「売りたいけれど準備が大変そう」
このようなお悩みは非常に多くなっています。
今回は、EKホームが実際に担当した“築40年の空き家が3か月で売れたケース” をもとに、
売却までの流れを分かりやすくご紹介します。

■1.ご相談・現地確認
ご相談いただいたA様は、越谷市にあるご実家を相続されましたが、
10年以上使用しておらず、いわゆる典型的な“空き家状態”でした。
- 庭の雑草が伸び放題
- 家財が残ったまま
- 建物は古いが基礎はしっかり
- 駅まで徒歩圏内で立地は良い
現地調査を行った結果、建物の構造に問題はなく、
「現況のまま中古住宅として販売可能」 と判断。
A様も「できれば早く売ってスッキリしたい」というご希望のため、
売却方向で進めることに決定しました。
■2.販売前の“最低限の準備だけ”でOK
空き家は「リフォームしないと売れない」と思われがちですが、
実は 必要なポイントだけ押さえれば費用は最小限で済みます。
今回行ったのは以下の3つだけ:
- 庭の草刈り
- 残置物の一部処分
- 簡易清掃
合計費用は数万円ほど。
フルリフォームよりもまず “第一印象を良くする” ことが最重要です。
■3.査定と売出価格の決定
空き家の査定は、築年数だけでなく【状態・立地・相場】の3軸で判断します。
今回の周辺エリアでは、類似物件は
1,280〜1,580万円 の成約レンジ。
建物の古さや現状引渡しを考慮した上で、
1,380万円で販売開始 となりました。
売り出し価格は高すぎても低すぎても失敗するため、
相場と状態の“バランス”を重視することがポイントです。
■4.販売開始(写真撮影・ポータル掲載)
販売準備が整った段階で、プロ仕様の写真撮影を行いました。
- 玄関まわり
- 水回り
- 南側の庭
- 2階からの眺望
特に、庭をキレイに整えてから撮影したことで、
明るく広々とした印象に見える写真が撮れたことがポイント。
魅力的な写真は、空き家売却の成功に欠かせません。
その後、ポータルサイトへ掲載し、
物件の魅力・立地・周辺環境を丁寧に文章化しました。
■5.内見スタート|空き家が見られやすいポイント
販売開始から約2週間で、合計4組が内見に来られました。
空き家内見で特に気にされるポイントは以下の3つです。
①湿気・におい
閉め切った状態が続くと臭いがこもりやすいですが、
事前の換気ですっきり改善。
②残置物の有無
「荷物が残っている=片付けが大変」という印象になりやすいため、
最初に処分しておいたことがプラスに。
③リフォームのしやすさ
築年数は古くても、躯体がしっかりしていたことで、
「自分たちでリノベしたい若いご夫婦」に好評でした。
■6.購入申込み・条件交渉
販売開始から約1か月で、若いご夫婦から
「1,350万円で購入したい」
と正式な申込みが入りました。
売出価格との差はありますが、
A様は「早く売却したい」という意向が強かったため、
最終的にこの金額で合意。
売却では、価格だけでなく スピード・負担・将来の安心
これらも大切な判断材料です。
■7.契約・引渡し・各種手続き
契約後は、
- カギの引渡し
- 水道・電気の停止
- 郵便物転送
- 残置物最終処分
などを一つずつ整理していきます。
A様は「やっと肩の荷がおりました」と安心され、
買主様も「リノベが楽しみです」と嬉しそうな様子で、
双方が納得の売却になりました。
■【まとめ】空き家売却は“ちょっとした準備”で結果が変わる
今回の空き家が3か月で売れた理由は以下の通りです。
- ポイントを絞った最低限の整備
- 相場に合った適正価格
- 写真と文章で魅力を丁寧に伝えた
- 立地の良さや日当たりなど“価値”をしっかり発信した
空き家を放置すると、
草木・劣化・税金・トラブル
など負担が増えるばかりですが、
早めに準備すれば短期間で良い結果につながります。
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